病院での塩対応からの…衝撃事実①
ついに夫婦で不妊治療を決意し、まずはお互い検査をする事に決めました。
ネットで調べ、題材的に男性不妊治療をホームページで記載してある東京の病院を発見しました。
精液検査の予約をとり、自分は大丈夫と何の疑いもなく妻を安心させたい気持ちで、足早に向かいました。
大きな病院で男性不妊治療は泌尿器科らしく、キョロキョロしながら妻に大丈夫だったと早く連絡したい気持ちでいっぱいでした(妻は)。
いざ診察室に入ると、びっくり。予約していたにも関わらず。精液検査はできないと言われてしまいました。
理由は、うちは生命の危機がある重大な病気の患者を優先している。午後からも癌患者の手術があって忙しいんだ。病気かどうかも分からない男性不妊治療の検査なんかできないと言われてしまいました。
さらに、妻が35歳前という理由だけで、半年子供ができないだけで、検査に来るなんて、どうせ妻の尻にでも敷かれているのだろ。見た感じ妻のいいなりになって来たんだろ。それでも男か、もっとどっしり構えたら子供もできるようになると言われ、呆然としながら、悲しくなりました。
流石に頭にもきましたが、同じように妻も検査をしている。自分も検査をして妻を早く安心させたい。子供は二人の問題だ。ちゃんと協力しなければ、
こんな医者に負けてられない。
僕『私は前もって検査が水曜日にできる事も電話で確認したうえで、さらには、病院備え付けの看護師相談係にも男性不妊治療について、先ほど相談し確認し、精液検査が今日できる事を調べた上でここに来ています。今日、精液検査をどうか宜しくお願い致します』
医者『精液検査がそんなにやいりたいなら、忙しいから2ヶ月後なら良いよ。では帰ってください。』
僕『あなたでは話になりそうにないので、先ほどの看護師相談係にもう一度話してきます。』
医者『はいはい、結果は同じだよ。医者の判断だから。』
流石にカチンともきましたが、今日何としても妻のために結果をとって知らせてあげたい。その一心で、看護師相談係にもう一度話にいき、病院の責任者にも、今回の医者の対応と経緯を説明しました。
僕『不妊治療というデリケートな話において、それでも男かとか、妻の尻に敷かれて検査にくるなとか、生命危機のある重病患者を優先している。病気か分からない男性不妊治療の検査なんかできなと言われる事はおかしくないでしょうか?』
病院責任者『女性の不妊治療は知識も経験もありますが、男性不妊治療は医者の経験も浅く、うちでは男性不妊治療は行っていないので医者もそのような対応をしたのだと思います』
直ぐに病院のホームページを出して、でかでかと男性不妊治療をとりくでいます宣言のページを見せ、
僕『このホームページは虚偽の記載でしょうか?男性不妊治療を親切丁寧に患者様に寄り添って行っていくとありますが?どういった事でしょうか?』
病院責任者 慌ててバックヤードにひき戻りました。
病院責任者が戻ってきて一言、
『先生が是非謝りたいとおっしゃっています。精液検査も直ぐ行いますので、大変申し訳ございませんでした。』
本当にほっとしました。精液検査ができる。妻を安心させられる。
僕『先生とは会いたくないので、女性不妊治療のお医者さんでお願い致します』
検査結果がでたとの事で、診察室に向かいました。